Q.どうして生ゴミ(食品)が消滅できるの?
A.バイオ菌の働きを最大限に引き出すことができるしくみだからです
バイオ菌(バクテリア)は、10℃~60℃の環境下で水分と空気(酸素)と食べ物があると増殖します。特に30℃前後では急激に増殖して食べ物を発酵分解します。
ゴミマジックは30℃前後に処理槽内を保ち、このバイオ菌の力で、食品をドロドロに分解させます。ドロドロになった食品に定期的に散水して希釈し、処理槽から排水槽に排水として流して消滅させます。
従来のバイオ式である堆肥型では、生ごみ処理後に残渣が投入量の1/10~1/3ほど残る為、これらを設備から取り出す作業が必要でしたが、「ゴミマジック」ではこの作業が必要ありません。
Q.生ゴミが本当に無くなるの?
A.人間が食べることのできる食品生ゴミは無くなります
処理時間は異なりますが、人間が食べることのできる食品生ゴミはすべて無くなります。
したがって、導入をご検討の場合はそれらを処理している一般の食堂・レストラン・社員食堂・給食センターなどが対象となります。
※人間が食べることのできない、動物の骨・甲殻類の殻・貝殻・梅干・桃の種の硬くて大きい果物の種・炭化した食品・木材・金属・樹脂類・ガラス・食器・漢方などは処理できません。
※下記は、処理はできますが時間や日数のかかる場合があります※
・人間がたべることのできる程度の魚の骨や柔らかい種(瓜や果物)
・生のキャベツの芯・生のサツマイモ・脂身の塊
・トウモロコシ・玉ねぎ・にんにくの皮ような繊維質の多いもの
・柑橘類(皮の表面はもともと殺菌作用のある物質=オレンジオイルの為)
粉砕装置やグリーストラップ機能のあるオプションを取り付けることで解消できる処理物もございます。
ご心配な場合は処理テストを行います。ご相談ください。
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Q.どうして撹拌しているの?
A.バイオ菌をより繁殖させる為です
ゴミマジックに使用しているバイオ菌は、繁殖する為に”酸素”を必要とするバクテリアの為、撹拌によりバイオ菌に酸素を供給しています。
また、撹拌することにより、食品がバイオチップや食品同士とぶつかって傷つき、よりバイオ菌の侵入を促進させます。
Q.基本的には”一般”の生ゴミを処理対象としている理由は?
A.条件を満たさないと処理ができない食品を含む場合があるからです。
特定の食品のみを扱う工場・事業所様は、事前に処理テストを承ります。
バイオ菌で処理する為には、30℃前後の環境温度で、水と酸素とエサになる生ゴミが必要となります。
よって、下記のようなものが処理容量の30%を超えると、処理槽内が糊状になり、酸素の供給ができなくなります。
・ご飯
・麺類
・介護食・離乳食のようなとろみのついたもの
・脂身(ラード)の塊
処理容量の大きい機器をご選択いただくか、他の処理可能なものと混合して30%より少なく投入を抑えていただく必要があります。
これらの条件についてご心配な場合は、事前に処理テストを承りますのでご相談ください。
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Q.バイオ菌の病原性は大丈夫?
A.人間に対しての病原性はありません
ゴミマジックに使用するバイオ菌は、土壌中に広く存在しているもので、一般の発酵食品や医薬品等幅広くに使用されているものです。ですので、人間に対しての病原性はありません。
Q.どうして水を多く使うの?
A.菌の繁殖の手助けと槽内の洗浄も兼ねています。
ゴミマジックに使用しているバイオ菌は水分がないと繁殖できない為、定期的に水を散布しています。
また、発酵分解した生ゴミを排水溝に流す役割もあります。
さらに、水を定期的に散布する事で、処理槽内とその下の排水槽を自動洗浄して、設備の清掃も行っています。
Q.食品以外の物を投入した場合はどうなるの?
A.処理できずそのまま残ります
バイオ菌で処理している為、食品以外の物はまったく処理できません。ですので、そのまま残ります。
特に金属製のスプーン、フォーク、食器などを誤って入れると、撹拌羽根と噛み合い、故障の原因になりますので、絶対に入れないでください。
Q.排水溝はつまらないの?
A.月1回程度の清掃をおすすめします
通常の稼働中は排水管に付着した汚れもバイオ菌が分解して詰まりを防止しますが、排水管と設備排水槽は定期的に点検して滞留物の清掃が必要です。
例えば、揚げ物など多く油分や脂身を含むものを処理した場合は排水管がつまりやすく、野菜などの繊維質が多いものを処理し繊維質の粒子が排水管・槽に滞留する場合があります。これらの滞留物を月1回程度の定期点検で、清掃用のシャワーノズルで点検口より押し流してください。
※古い排水管にゴミマジックの排水を接続した場合、古い排水管の汚れがバイオ菌により分解され、一気に剥がれ落ちた汚れで排水管が詰まるといった過去の例もあります。
Q.どうしてバイオ菌なら節約できるの?
A.ゴミを連続投入できるからです
菌がゴミを食べて消滅させるのでポイポイゴミをいれるだけの簡単投入。
処理中も追加でいつでもゴミを連続投入できるので、ゴミの停留も防ぎ、労務の軽減につながります。
Q.バイオ式以外の処理方法と比べたメリットは?
A.環境とお財布にやさしいところです
焼却しないので生ゴミを安全な水に還すとともに二酸化炭素の排出も抑えられ、莫大なコストもかかりません。
環境にもお財布にもやさしい次世代の処理方法です。
Q.設置には広いスペースや費用が必要ですか?
A.普段の環境に近い場所にコンパクトに設置できます
同処理容量の他社生ごみ処理機に比べてコンパクト設計だから機器が置ける広さと100V電源・上水道・下水道(※排水設備)があれば設置が可能です。
各機器のサイズを確認する
Q.コストはどれくらいかかるの?
A.シミュレーションでおおよそのコストを算出致します
弊社では初期コストと運用コストを考慮したシミュレーションが可能です。産廃業者とのコスト比較も行います。
負担の少ない様々な導入方法もご案内しています。
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